運転免許は就職活動に有利!?

留学生の皆様へ
これから始まる就職活動!新卒採用の1次選考では、履歴書やエントリーシートなどで、自己PRするのが一般的です。
「資格を持っていると就職に有利」なんて話を聞きますが、運転免許証の有無は選考に影響するのでしょうか?
留学生の就職紹介コンサルタントの大串様にインタビューに答えて頂きました。
目次
- 就職に有利?
- 1.業界と職種によっては必須!
- 2.勤務地によっては必須!
- ②運転免許はいつ取得すべきか?
「運転免許証に関しては、必要性は業界・職種によって異なります。当たり前ですが、クルマ業界は持っておくべきでしょう。
そのほか、デイサービスのある介護業界や、賃貸物件を扱う不動産業界は、お客様を送り迎えするときにクルマの運転をします。
IT業界でもカスタマーエンジニアなどの職種であれば、クルマで現場に行きます。
そのほか、全国支社がある企業やルートセールスの営業職もクルマを運転する機会がありますね。
特に交通網が発達している都心とは違い、地方では職種や業種に関係なく取得することが前提になっている企業も多くあります。 また、都心で就職を考えている場合でも、転勤や出張の可能性を踏まえて取得しておくことが求められることがあります。
日本では大学生の8割は卒業するまでに運転免許を取得しています。つまり、必須資格として運転免許をあげていない企業でも、日本では実際に業務に携わるためには取得していることが前提になっていることがあります。
また、企業から選抜される立場にある訳ですから、やはり運転免許はあった方が良いですよね。
今は就職活動で自己PRや趣味の話をするときも、『クルマの運転が得意』『趣味はドライブ』と答える日本の学生は少なくなりました。かえって目を引き、クルマ好きがアドバンテージになるかもしれません。
それに、たとえ仕事で使わなくても、運転免許は国家資格です。日本で長く生活していく上では社会的証明書としてもとても有効です。
また、日本で結婚や将来子供を授かったときなど、何かと役に立つ便利な資格ですよ。
運転免許はいつ取得するべきか?
1.内定後も時間が取りにくい、多忙な留学生は必見!<合宿免許>
日本の大学生は運転免許は就職活動やゼミなどで忙しくなる前の大学2年生中に取得することが推奨されています。
しかし、留学生の方にとっては、取得時間も60時間と数日では取れるものではありません。
オススメは2〜3ヶ月かけて取得する通学ではなく、2週間で取得できる合宿はいかがでしょうか?
内定が出るのが遅かったり、卒業課題の進捗が思わしくなかったりする場合、さらにアルバイトの予定や通学では教習所の混み具合によって教習の予約が取れないことも考えられますし、就職後に取得を目指す場合は、さらに忙しくなってしまいなかなか教習所に通う時間を取れません。
2.学生なら割引や時期によってはキャンペーンが利用できてお得
実は学生と社会人では免許取得にかかる料金が違います。
学生のうちは割引料金が適応されることが多いため、社会人になってから取得するよりも安い費用で取得することができます。
合宿免許でキャンペーンを組み合わせれば、20万円を下回るで費用で取得できる教習所もありますので、なるべく学生の間に取得しておきましょう。
また、すでに大学4年生になっている人でも、諦める必要はありません。
合宿免許に参加すると、最短13日で取得することができます。
できれば、卒業直前で混み合う2月~3月頃は避け、料金が安くなる10月~1月、あるいは4年生になったばかりの4月前半から7月下旬頃が狙い目です。